テオブロミン
カカオに含まれる天然由来の有機化合物です。カカオの苦みがこの【テオブロミン】です。自然界ではほぼカカオにしか含まれていません。
製品としては、チョコレート・ココア・コーラにも微妙に含まれているようです。
後述で少しだけ詳しく書きますが、イヌにとっては非常に強い毒なのでチョコレートなどは絶対に与えてはいけません!
【テオブロミン】の効果
・まず、第一にリラックス効果があります。
・コーヒーなどに含まれるカフェインに近い効果があり、大脳皮質を興奮させて眠気や疲労感を取り除きます。
カフェインに効果が似ているということは…利尿効果があったりします。
・脂肪燃焼の効果もあります。
非常にざっくりですが、【テオブロミン】の効果としてはこんなもんでしょうか?
こちらはあくまで補助的な成分ですね。
リラックス効果と眠気や疲労感を飛ばす作用があるので他の成分との相性はよさそうな感じがします。
テオブロミンが入っている商品説明はこちら!
絶対にイヌなどに与えてはいけません
一般的に食べ物に含まれるテオブロミンの量は人間にとっては害になるほどの量は入っていません。
しかし、代謝速度が人間よりも遅い動物にとっては害になります。
中型犬で400g程度のチョコレートを摂取してしまうと、中毒を起こし、消化不良・脱水症状・興奮・心拍数の低下などの症状が現れ、ひどくなると死に至らしめることもあります。
ですので、何度も言いますが、イヌはもちろんのこと、同じような影響を与える可能性があるので
他の動物には決してテオブロミンを含む食べ物与えてはいけません。
私、こんなサイト作っていますが動物は大好きなので、そんなことしたら怒っちゃいます!!
人間が摂取して本当に大丈夫なの?
いろいろな食べ物に含有されているので、大丈夫なのは間違いなのですが…心配になっちゃう人もいるかもしれません。
実はこのテオブロミン、人間には健康食品として使われたりもしています。
現在では血管拡張薬・中枢神経刺激薬・利尿薬として認識されています。
さらに、海外だと一日にいっぱいチョコレートを食べることで、がん予防とか高血圧に効果があり、長生きしているなんて話もききますよね。
悪影響は?
現在のところ、人間への致命的な悪影響はないとされています。
が、興奮作用による不眠や、人によりますが利尿効果があるので嫌な人は悪影響と言えるでしょう。
幼児には飲ませない方が良いとされていますが、具体的な根拠はないようです。